岡崎工房 雑木の庭のビフォーアフター(1)

岡崎工房 雑木の庭のビフォーアフター(1)

このラフスケッチにほんの一部の植栽のみ記載しました。(写真をクリックすると大きな写真が表示されます。)今や草花を入れると50種以上の植物があります。古い家が建っていた頃の、昔はどこの庭にも植わっていた松、槙、モチノキ、ツツジ、サツキも残してあるうえに、山帽子、オリーブ、ミモザなどの洋物も加わり雑木林化しています。
昨年のウッドデッキ切断に続き、今回はプランターコーナー(写真1ー1)とアプローチ(写真1ー2、1ー3)です。庭を造った頃、家庭菜園にしていた部分が桜の生長とともに耕せなくなり、今後野菜はプランター栽培することにしました。となれば、プランターが並べやすいように敷石でも貼ろうと思い、今回のプランが浮上したわけです。ついでに、瓦チップが体重で土に埋まってきているアプローチにも貼ることにしました。

思い立ったのはいいのですが、真夏でした。真夏のガーデニングは過酷です。よって9月末まで待ちました。といってもまだまだ。想像以上にきつかった。蚊と太陽との戦いです。長袖、長ズボン、首にタオル、頭にはネット付き帽子まるでサウナのよう。

以下は、まず、写真1-1プランターコーナー作りの10日間の記録です。

調べてみると、方式は色々ありましたが、土の中の生き物や環境にやさしい砂決め法というやりかたをしました。また、敷く幅も同じ理由で最小限に留めました。

外溝用タイル200mm×200mm×10mm
補強用のプレストーン平板
200mm×200mm×35mm
専用接着剤で貼りあわせ、
ゴムハンマーで密着させる。
古瓦を30mm幅にカットしたものを
300mm×150mm×10mmのタイルに並べ接着。
カット面がザラザラなので
瓦用スプレー塗料で美しく。
素人なので、地面で正確にタイルを並べることは不可能と判断し、写経用の溶ける和紙に油性マジックで実物大(約2000mm×1200mm)の製図をする。 岡崎工房の庭 作業の様子
これが、現場です。
写真1ー1の高低差をなくし、
水平にした状態。
実際の面積よりも一回り広めに(500mmくらい)深さ100mm堀下げる。
掘った面も水平器を使って平らにし、深さも水糸を張って正確に。
掘った部分にタイルを貼る前に、
路盤材と珪砂で基礎をします。
路盤材を30mmの厚み敷き、専用の道具で圧をかけます。もちろん水平も正確に測ります。
珪砂も路盤材と同様に敷きます。
これらの作業がタイル敷きの作業の成否を分けますので、きちんとします。
いよいよ図面を置いて見ます。
ぴったりと収まりました。
タイルを仮置きします。

あれだけ気をつけて平坦と水平を測ったつもりでしたが、やはり相手は地面ですからなかなかぴったりといかず、砂を足したり引いたり微調整がたいへん。

ゴムハンマーでしっかりと固定します。
同時に水平の調整。
一枚ずつはもちろん全体の水平も大切です。
目地には珪砂と川砂を1対1で混ぜたものを使用。

理由は珪砂だけだと白過ぎ洋風になりすぎると思ったからです。
結果的には混ぜない方が良かったと思いました。
川砂の方が粒が不揃いで大きい粒が上部に浮いてきて見た目が悪いのと、
粒が大きすぎて踏んだりしたときにタイルに傷が付きそう。

プランターを置いてみました。
ブルーベリー3鉢とブロッコリー3鉢
このブロッコリーについてひとこと。

すずなりブロッコリーと銘打たれております。いかにも沢山収穫できそう。
ネットで売り出されても直ぐに売り切れになり、
毎日執念で探し、売り出されるやいなやすかさず買い!
そのあと直ぐにどこみても売り切れになっていました。

作業はこのあとアプローチ(写真1ー2と1ー3)に続きます。

アプローチはいま敷いてある瓦チップを取り除いたところです。掘ってみてびっくり。なんじゃこりゃー!
という感じ。目の前真っ暗。体重により10年かけて地中30センチくらいまで
埋まってしまっていたのです。そういえば、この10年間に、何か瓦が埋まったみたいだから足そうか。とか言って
何度も上から撒いていました。
また、根っこがそれと絡み合って切らないように取り出すのに神経を使います。
しかも掘り出したものを駐車場の地盤が低いところに運ぶのに100往復くらいして
腰が痛くて、今、腰痛体操をしながら進めています。
忘年会用の丸帯も織りながら、日が短いので時間との戦いです。(2012年10月)

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